けいらくビクスでは、自然の摂理に合わせた身体づくりを目指すため、季節に応じた動きを大切にしています。
ここでは季節ごとにワンポイントレッスンを紹介しています。
今回の担当は、青野敦子です。
『晩夏のけいらく』大暑(7月下旬頃)から
〜 胃を刺激して食欲不振を解消しましょう 〜
晩夏の経絡は、脾経 胃経 心包経 です
厳しい暑さと湿気により疲れが出やすい時期です。冷たい食べ物、飲み物の取りすぎで胃の働きが低下すると夏バテの症状が出てきます。体の前面を意識し胃を刺激することで食欲不振を解消し夏バテを防ぎましょう。
〈夏の経絡〉
● 脾経 〈 足の親指先から胸の脇まで 〉
● 胃経 〈 目の下から足の人差し指の先まで 〉
「つるの呼吸」と「ねじったつるの呼吸」
① 足を閉じつま先を正面に向けて立ち両手を体側におきます
② 息を吸いながら両手を体の横から手の甲を上に向け頭の上まで上げていきます(肘を伸ばして上げましょう)
③ 頭の上で手の甲をつけ胃を中心に上下に引っ張るイメージで体の全面を伸ばします
④ 息を吐きながら手のひらを下に向け手を体側に戻します
⑤ 次は頭の上で手の甲を合わせたら体をさらに引き上げながら右にねじります
⑥ ねじったままの向きで両手を体側に下げてからもう一度両手を頭上で手の甲を合わせ体の向きを正面に戻しながら両手を体側に下げます
⑦ 左も同様に行い 数回繰り返します