けいらくビクスでは、自然の摂理に合わせた身体づくりを目指すため、季節に応じた動きを大切にしています。
ここでは季節ごとにワンポイントレッスンを紹介しています。
今回の担当は、鷲尾富美です。
「冬のけいらく」大雪(12月上旬頃)から
〜 冬の経絡を手のひらでさすって温めましょう 〜
冬の内臓は腎と膀胱です。その経絡は一際長く目頭から始まり身体の背面を通り足の小指の先までと足裏から内側を通り身体の前面、鎖骨のあたりまであります。特にお尻から脚の後ろ側は冷えやすく硬くなりやすい場所ですので、手のひらでさすってよく温めましょう。この時期の不調は冷えからくるものがほとんどです。セルフマッサージで養生しましょう。
〈冬の経絡〉
● 腎経 〈 足裏から鎖骨まで 〉
● 膀胱経 〈 目頭から足の小指まで 〉
「冬のおてあて」
① 目頭から後頭部、背中(届く範囲で)腰のあたりからしっかり手でさする
② お尻から腿裏、膝裏、腿に身体を乗せるようにして ふくらはぎから足首足の小指の先までさすり小指の先を押す
③足裏 湧泉のツボを押し脚の内側から恥骨、鎖骨の下までさする
数回繰り返す
*背中はタオルなどでこすってみましょう